菊花賞2022【注目血統】その2
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今回も前回に続きまして菊花賞の血統考察です。いずれも4代内にある血統となります。
［菊花賞 注目血統 その1］はコチラ↓↓
kagetorakeiba.hatenablog.com
ディープインパクト
京都菊花賞【5-4-3-31/43】
- 勝率：11.6％
- 連対率：20.9％
- 複勝率：27.9％
- 単回率：67％
- 複回率：93％
- 勝率：0.0％
- 連対率：14.3％
- 複勝率：28.6％
- 単回率：0％
- 複回率：99％
阪神大賞典【3-2-3-8/16】
- 勝率：18.8％
- 連対率：31.3％
- 複勝率：50.0％
- 単回率：79％
- 複回率：298％
京都菊花賞においても安定した成績で、特に前走の上がり順位2位以内だった馬に限定しますと、【5-1-2-9/17】で、単勝、複勝ともにプラス回収率です。
阪神大賞典でも2021年に1番人気のアリストテレスは馬券圏外となってしまいましたが、アリストテレスが馬券圏外になったことで、複勝の配当が跳ね上がり、複勝回収率はご覧のようなプラス回収率。
2021年の阪神菊花賞でも2着～5着がディープインパクトを持っていた馬。7頭中5頭が人気より上の着順となっています。
ただ、ちょっと気がかりなのは、2021年の阪神菊花賞では前走が神戸新聞杯で上がり順位1位、2位だった2頭が2頭とも人気より下の着順となってしまったこと。神戸新聞杯が不良馬場でしたので、例外的ではと思われるとも思いますが、この点は京都菊花賞と異なる傾向です。
イーブックジャパン
前回、注目血統としましたSadler's Wellsとステイゴールドは日本調教馬で凱旋門賞連対馬を出した血統と申しましたが、ディープインパクトも3位入線で、その産駒からはフォワ賞を勝ち、凱旋門賞4着のキズナを出しています。
京都菊花賞よりは、他の血統がスタミナ面で台頭できそうな分、若干、狙いは下がりますが、相対的には阪神菊花賞でも評価できる血統と考えます。
なお2021年もディープインパクトを持っていた馬は7頭が出走。
頭数が多くなりがちですので、この血統から絞るとしますと、過去15回の阪神大賞典において、ディープインパクトの孫を除き、父ディープインパクトで人気より走って馬券になったのは、トーセンカンビーナ、メイショウテンゲン、デニムアンドルビーの3頭。
トーセンカンビーナは母系に凱旋門賞馬Peintre Celebreを持ち、メイショウテンゲンはSadler's Wellsを持っていた馬。
そしてデニムアンドルビーは牝馬。
これを踏まえて2021年の阪神菊花賞。
2着のオーソクレースは父がエピファネイアでSadler's Wellsを持っていましたが、加えて母系にエルコンドルパサーを持っていた馬で、4着のステラヴェローチェは人気より下の着順ではありますが、父が凱旋門賞馬バゴ。
3着のディヴァインラヴは牝馬ですから、このあたりは傾向があると考えても良さそうな結果です。
以上、少し短いですが、前回に続いて2021年の阪神菊花賞で上位を占めた血統から、ディープインパクトにスポットを当てて考察してみました。
今回の出走予定馬で上位人気が想定されるアスクビクターモアが、父ディープインパクト、母の父が凱旋門賞馬Rainbow Questで、残念ながら傾向にピッタリ当てはまってしまいます(笑)。
あと、ピッタリとまでではありませんが、当てはまる方向にある血統構成はセイウンハーデス、ヤマニンゼストということになってきます。
このあたりが馬券になるようなら配当が期待できるということになってきますね。
菊花賞2022【注目血統】その１、その２と、京都菊花賞と比較して阪神大賞典で上積みを見せる血統に触れさせていただきましたが、その３は逆の観点で考える注目血統としていますので、引き続きよろしくお願いいたします。
みなさまが注目しておられます血統や、それを踏まえた狙いの馬など、ブログのコメント欄やYouTubeのコミュニティにコメント欄にお教えいただけますと嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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