菊花賞2023【注目血統】その1

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秋華賞に続きまして菊花賞も今年から京都開催に戻ります。

京都大賞典は過去のデータも踏まえながら、京都競馬場改修により最終コーナーが緩くなったことを含めての注目血統ピックアップとしましたところ、まずまずの結果が得られたものと思いますので、同じく京都外回りで行われます菊花賞も、基本的に同じ考え方で整理しています。

またアフリカンゴールドが自らのアイドルホースぬいぐるみを記念するかのように10番人気5着と気を吐きました。

こういった結果から開催3週目でも内有利の可能性は恐らく高いだろうということも想像するところですが、まずは事前段階として血統データを見ていきます。

毎回、データ集計期間は過去15回くらいを目安に集計していますが、阪神開催を除きますと2020年以前となり、2020年を起点に15回としますと、2006年以降となるのですが、2006年と2020年は重要な前哨戦である神戸新聞杯が中京で開催された年でした。

このため2006年と2020年も検証はしつつ、今回のデータは2007年から2019年の過去13回、出走頭数234頭の4代内血統にある延べ7020頭を集計したものになります。

ディープインパクト【 4-3-2-27/36 】

  • 勝率:11.1%
  • 連対率:19.4%
  • 複勝率:25.0%
  • 単勝回収率:77%
  • 複勝回収率:88%

ウインドインハーヘア【 5-3-2-30/40 】

  • 勝率:12.5%
  • 連対率:20.0%
  • 複勝率:25.0%
  • 単勝回収率:103%
  • 複勝回収率:88%

データは前述しておりますとおり2007年から2019年の集計ですが、ディープインパクトを持つ馬に限れば、2016年から2019年まで4連覇、ウインドインハーヘアを持つ馬という範囲とすれば2015年から5連覇で2015年の勝ち馬はキタサンブラックです。

そしてもちろん、2020年は三冠馬コントレイル誕生ですから、京都競馬場開催の範囲ではディープインパクトを持つ馬の5連覇、ウインドインハーヘアを持つ馬の6連覇となっており、人気になる血統と思いますが人気より走る確率が50%を超えています。

今年の春の天皇賞ではジャスティンパレスがウインドインハーヘアを持つ馬のマイナスデータを覆し、このことが京都大賞典ディープインパクトという血統を上乗せして評価したことになるのですが、菊花賞より成績が劣っていた春の天皇賞でもワンツーフィニッシュとなりましたから、菊花賞も当然、良い条件と考えるべきでしょう。

ディープインパクトを持つ馬からデータを限定すると、やはりノーザンファーム生産馬が優秀で、
・前走3着以内
・前走上がり順位3位以内
・当日良馬場
・最終オッズ単勝50倍以内
以上を満たす馬は【 3-2-0-1/6 】で、2015年以降であれば【 3-2-0-0/5 】のうえ、5頭とも人気より上の着順です。

なお不良馬場でもポポカテペトルが3着となっていますので、確率は下がりますが期待値は高く、集計期間外の2020年に良馬場発表でしたが、時計の掛かる馬場状態でアリストテレスが2着となっていることから、前走が条件戦の馬はスピードが補われる状況が望ましいかもしれません。

ウインドインハーヘアを持つ馬からディープインパクトを持つ馬を除くと4頭だけになるのですが、この4頭とも人気より上の着順に走っており、2006年以降の京都競馬場開催で見ますと、前走セントライト記念組で唯一の勝ち馬であるキタサンブラックを輩出し、キタサンブラックノーザンファーム生産馬ではありませんから、今回、上位人気馬が持っていますので残念ではありますがw、ディープインパクトを隔てておらずとも、優秀としておくことが妥当なように思います。

ちょっと話が脱線しますが、前走セントライト記念組は過去35年で見ても、京都競馬場開催においては5番人気以内が40頭いて勝ち馬はたったの3頭。

菊花賞が10月開催に移行した2000年以降の前走セントライト記念組と神戸新聞杯組を見ますと以下のとおりです。

・前走セントライト記念:5番人気以内28頭、勝ち馬2頭
・前走神戸新聞杯:5番人気以内61頭、勝ち馬18頭

セントライト記念組と神戸新聞杯組で5番人気以内の頭数は2倍強程度の差ですが、勝ち馬は8倍もあります。

もう少し紐解いてみますと、2000年以降、関東馬で前走がセントライト記念以外だった馬は、京都開催菊花賞に51頭が出走し、馬券圏内に入れたのがたったの2頭(勝ち馬ではありません、馬券圏内が。です)。

その2頭はゴールドアクターとフィエールマンで、どちらも後にGⅠを勝つ馬ですが、一方で近年ではブラストワンピースやグローリーヴェイズ、少し古くなりますとゼンノロブロイローエングリンといったところが馬券圏内に入れず終わっていますから、なかなか高いハードルのように思えますが、ダービーからの直行は果たして・・・?(皐月賞からの直行は「菊の季節に桜が満開!!」という例もありますが)

ただ阪神で行われた2021年、2022年、過去の京都開催のこういった傾向を嘲笑うかのように前走セントライト記念組の関東馬による連覇となり、2021年はワンツーフィニッシュです。

この結果を阪神で行われた影響と考え、京都開催に戻ることで再びセントライト記念組が少し不利になると想像するのであれば、今回の上位人気が想定されるあの馬の評価を少し下げられることにも・・・?🤔

長くなりましたので続きの注目血統は、また次回の記事とさせていただきます。

最後までご覧いただきありがとうございました🙇

明日以降は下記のとおりの予定としておりますので、みなさま、よろしくお願いいたします🙇

10月18日(水):(ブログ)菊花賞【注目血統】その2
10月19日(木):(bookers)菊花賞登録馬【注目血統該当有無一覧】
10月21日(土):(ブログ)菊花賞推奨馬

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