天皇賞・秋 2023【推奨馬】

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10月29日(日)東京11R 天皇賞・秋

みなさま、今週は毎週行っております注目血統を、こちらのブログの方にすらUPせず申し訳ありません🙇💦

ただ注目血統記事を作成しなかった間、競馬のことから離れていたわけではなく、競馬のことで少し前に思いついたことの整理に取り組みはじめましたところ、そちらに時間を要してしまい、今回は注目血統記事を断念しました次第です(血統以前に上位が強すぎるな・・・と思ってしまっていたところも記事断念に多少影響していますがw)。

しかしながらレース前日、推奨馬記事はいつものようにUPさせていただきたいと思います。

土曜日の東京の芝は、3勝クラスのマイル戦で1分31秒台が記録され、メインのアルテミスSでは昨年と同水準、1分33秒台の勝ち時計となりました。

天候は引き続き安定する予報で、昨年と同水準の馬場状態と想像します。

昨年はペース次第で1分55秒台の勝ち時計になってもおかしくない想定としておりましたが、ごぞんじのとおりパンサラッサの大逃げとなり、鈴を付けに行く馬もおらず、イクイノックスとパンサラッサの上がり3ハロンは実に4秒もの違いがあるという大変珍しい展開でした。

考え方は諸説あり🤣と思いますが、パンサラッサと他の15頭はそれぞれ別のレースを走ったという見解を持たれた方も多いことと想像しますところで当方も同じ考えですし、逆の観点からザックリと申しますと、パンサラッサが2着に残るペースに他の馬が付き合ったとも思える内容でした。

昨年の回顧風味のような出だしになってしまいましたがw、要するに昨年は珍しいペースだったということで、今年は最低でも1分56台中盤くらいの勝ち時計にはなってくるのではないかと想定します。

そして速い時計を想定する中で、上位人気馬の不安データとしまして、天皇賞(秋)は知る人ぞ知る、前走から距離短縮の期待値が低いというものがあります。

近5年において距離短縮で馬券になったのは6頭いるのですが、このうち3頭が3歳馬。3歳馬に限れば前走から距離短縮は5頭いて3頭が馬券圏内という一方、4歳以上は21頭で馬券圏内が3頭と確率的には大きな違いがあります。

なら、今年の人気馬も疑えるのかも・・・!と思いたいところですが、この4歳以上で距離短縮から馬券圏内になった内容を少し紐解いてみますと、

馬券になったレイデオロ、フィエールマン、クロノジェネシスの3頭。

この3頭が馬券になった年は過去5年のうちで、いずれも3歳馬の出走が無かった年。レイデオロに至っては斤量56キロの馬がいなかった年でもありました。

この3頭が3歳馬の出走が無かったからといって凡走確率が上がっていたと言えるようなレベルの馬ではないとも思いますが、3歳馬ではエフフォーリアがコントレイル、グランアレグリアに勝っていますから、やはり一定の有利さはありそうです。

また、この3頭が馬券になった年は過去18回という長いスパンで見ても非常に珍しい2年で、出走頭数がそれぞれ12頭、13頭と、過去18回でも出走頭数が最少の2年です。

他の16回と前走から距離短縮の馬の成績比較は長くなりますので割愛しますが、距離短縮での出走と捌きやすい頭数、特に時計が速い馬場状態において、それなりの関連性があると考えている者としましては、天皇賞(秋)という日本で最高の中距離速度が問われる条件において、頭数が少ない年に距離短縮のパフォーマンスが高いというのは納得のいく傾向です。

これらを踏まえまして、今年は3歳馬の出走が無いどころか斤量56キロの馬の出走もなし。そして頭数は過去18回の最少よりさらに少ない11頭。

距離短縮の人気馬を軽視できない条件が整ってしまっていることになりますが、これはむしろ今回の上位人気馬が、レース選択が多様化している時代において、きっちりと自身の強さを見せつけてきて、出走頭数の減少という、データ上の不安材料を低下させる条件を言わば自身の実力で導いてきているような気がします。

競馬というコンマ数秒の食い違いで大きな差が出る中、「運」と言いますか、名馬やその陣営には、そういった巡り合わせになるようになっているのかなぁと思うところです。

こういった考えを今回は前提としておりますので、さすがに人気馬は切りづらいということで、表の素直な注目血統はトニービン

昨年も注目血統にしまして、運よく期待値の高いデータがハマってもくれましたので、それはそのまま今年も受け止めますが、これは人気馬の後押しということで。

そして一方で裏のw注目血統としますのがテスコボーイPrincely Gift

馬券になった頭数は少ないですが人気より走る確率が約80%もあり、昨年は4代内ではありませんがイクイノックスがこの血統を持つ唯一の馬でした。

ということで今回の推奨馬、◎はイクイノックスと同じくキタサンブラック産駒、キタサンブラックの母系にテスコボーイPrincely Giftを5代以前ですが持っていることになる⑤ガイアフォースです。

距離短縮の出走馬が多い中、この馬も距離短縮ですが、2走前、3走前はマイルを経験。マイラーズカップでは距離短縮に反応の良い結果を見せました。

1分56秒台の勝ち時計を想像するうえで2000mの持ち時計は実はナンバーワンというのも強調材料ですし、出走全馬が斤量58キロという状況でテスコボーイPrincely Giftの血が一層発揮されるはず。と、考えます。

馬券はイクイノックスとガイアフォースを軸に、さすがにイクイノックスの方が先着すると思いますので、3連単で狙います。特に3着には母系にテスコボーイPrincely Giftを持っていて、今回、唯一の距離延長での出走となるアドマイヤハダルのまさかの突っ込みも期待してみます。

以上が今回の推奨馬になります。

最後までご覧いただきありがとうございました🙇

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菊花賞2023【推奨馬】

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菊花賞【注目血統】その1 はコチラ↓↓

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菊花賞【注目血統】その2 はコチラ↓↓

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10月22日(日)京都11R 菊花賞

京都は開幕週、そして先週と雨が降った中での開催がありながら、改修された水捌けの効果があると思える速い馬場が、まだ維持されている印象です。
ただ2週続けて雨の中での開催を踏まえていますから、さすがに前が流れたとしてもレコード級の時計が出る確率は低いように思います。
勝ち時計が3分4秒前後から5秒までくらい、レースの上がりは35秒台前半くらいになってくるのではないかと想定します。

以上を踏まえまして今回の推奨馬、◎は⑭ソールオリエンスです。

まず血統は京都競馬場で行われた菊花賞を6連覇中のウインドインハーヘアを持つ馬。
人気になりやすいであろう血統にも関わらず、菊花賞においては人気より走る確率が50%を超えており、回収率も単勝複勝ともに約90%。

もちろん、この回収率は全ての出走馬によるものですから、当日、単勝50倍未満に支持された馬に限定するだけで、単勝複勝ともに回収率が140%を超えています。

そして血統以外に強調する材料と考えますのが以下のデータです。

菊花賞2011年~2020年(京都開催):前走上がり順位別成績

前走上がり順位3位以内【 9- 8- 8-66/91 】

  • 勝率:9.9%
  • 連対率:18.7%
  • 複勝率:27.5%
  • 単勝回収率:44%
  • 複勝回収率:74%

前走上がり順位4位以下【 1- 2- 2-83/88 】

  • 勝率:1.1%
  • 連対率:3.4%
  • 複勝率:5.7%
  • 単勝回収率:15%
  • 複勝回収率:33%

前走の上がり順位が低い馬は単純に能力不足の馬も含まれるので数字は下がって当然ですが、それにしても長距離で上がりの速さよりも踏ん張る能力が問われる度合いが高まりそうであるにも関わらず、菊花賞より概ね600m以上短い距離で速い上がりを出してきた馬の方が優秀な結果となっています。

データは過去10回としていますが、過去5回など近年ほど、この傾向が強まってきており、これは日本の競馬の番組の中で菊花賞の特殊性が高まってきたことで、中距離でスピードを発揮できるスタミナの背景があれば菊花賞で足りてしまう状態になっているためと思います。

その証拠・・・とまで言って良いのか分かりませんが、上がり順位4位以下から馬券になった5頭中3頭が不良馬場で行われた年のもの。

残りの2頭のうち1頭はユウキソルジャー(こういったところも菊花賞におけるダンスインザダークの威力に驚きます)で、もう1頭はキタサンブラックキタサンブラック菊花賞自体は自身のキャリアで数少ない上がり最速を記録するレース運びでした。

ですので、ここに良馬場、さらに直線のスピードということで社台系生産馬としますと、さらに確率は高くなっており、詳細は長くなりますので割愛しますが、同様に近年の方が数字が上昇しています。

今回の出走予定馬で少し驚きなのが、前走の上がり順位3位以内だった馬が、たったの5頭。恐らく過去10回で最少と思います。しかも神戸新聞杯セントライト記念で上がり順位1位だった馬が出走しないという構成。

となりますと血統背景も含めてセントライト記念で外から豪快な末脚を見せたソールオリエンスの内容と前進の可能性を素直に評価することにしました。

不安材料として注目血統の記事でも触れました関東馬という背景ですが、2021年、2022年と阪神で行われた2年間の菊花賞関東馬が連覇。もし輸送が問題であれば、阪神でも結果は厳しいはずですから、阪神に適性のあった関東馬が制したと思いますし、それは京都に戻ることで京都に適性があれば関東馬でも問題ないでしょう。そもそも輸送の点もラジオNIKKEI賞からの直行で菊花賞を制したフィエールマンを管理された手塚調教師です。

馬券は今のところ1番人気ですから、さすがに複勝ではなく以下のとおりとします。
馬連:⑦-⑭
馬連:⑫-⑭
馬単:⑭→⑧
馬単:⑭→⑪
馬単:⑭→⑯
以上を利益が少し出るくらいの配分で、
馬連:②-⑭
馬連:⑭-⑰
以上の2点に大きく期待する形にしたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました🙇

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菊花賞2023【注目血統】その2

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菊花賞【注目血統】その1 はコチラ↓↓

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前回に続きまして菊花賞の注目血統になります。

毎回、データ集計期間は過去15回くらいを目安に集計していますが、阪神開催を除きますと2020年以前となり、2020年を起点に15回としますと、2006年以降となるのですが、2006年と2020年は重要な前哨戦である神戸新聞杯が中京で開催された年でした。

このため2006年と2020年も検証はしつつ、今回のデータは2007年から2019年の過去13回、出走頭数234頭の4代内血統にある延べ7020頭を集計したものになります。

スペシャルウィーク【 2-1-0-7/10 】

  • 勝率:20.0%
  • 連対率:30.0%
  • 複勝率:30.0%
  • 単勝回収率:85%
  • 複勝回収率:124%

10頭が出走し馬券圏内は3頭ですが、8頭も人気より上の着順になっており、集計期間外の2020年もアリストテレスが2着に走っています。

人気より走れなかった2頭はリーチザクラウンユールシンギングで、ユールシンギングは前走でセントライト記念を勝っていたような馬ですが、10頭の中で唯一の関東馬でした。

関西馬のうち人気より走れなかったリーチザクラウンは、みなさまごぞんじのとおり、後にマイラーズカップを先行して勝つような前進気勢の強い馬。ですので、関西馬のうち、前走3コーナー7番手以下に限れば8頭が該当し8頭とも人気より上の着順になります。

ここから前走が神戸新聞杯だった馬は5頭になり、さらに当日の馬体重が480キロ以上の馬は3頭いて3頭とも馬券圏内ということになりますが、これはさすがにデータを限定し過ぎと思いますので、参考までにということで。

ちょっと話が脱線しますが、スペシャルウィークを持つ馬の菊花賞における内容はダンスインザダークダンシングキイ)を持つ馬に似ていると思います。

ダンスインザダークの具体的な数字は割愛しますが、スペシャルウィークダンスインザダークともにNijinskyを持つ馬です。ただ、スペシャルウィークダンスインザダークを除いてNijinskyを持つ馬を集計しますと大幅に数字が悪化します。

Nijinskyを持つうえで日本に実績のあるような血統、さらに菊花賞で結果を残しているような血統が良いのかなと思える傾向ですし、ダンスインザダークは自身が菊花賞馬ですが、スペシャルウィークマルゼンスキーを隔てており、マルゼンスキーの産駒には数少ない前走セントライト記念組の勝ち馬レオダーバンがいます。

グラスワンダー【 0-0-2-6/8 】

  • 勝率:0.0%
  • 連対率:0.0%
  • 複勝率:25.0%
  • 単勝回収率:0%
  • 複勝回収率:123%

そしてもうひとつ注目血統としておきたいのがグラスワンダーです。
8頭が出走して7頭も人気より上の着順。唯一、人気より走れなかったのはジェネラーレウーノ。やはり前進気勢の強い馬でこの8頭中、唯一前走で逃げていた馬でした。

前走においてあまり前進気勢の強い内容でない方が望ましいのかなと思えることを表すデータとして、前走の上がり順位6位以下に限定しますと5頭が該当し、5頭とも馬券圏外。逆に上がり順位5位以内であれば3頭が該当して2頭が馬券圏内です。

菊花賞ブライアンズタイムが良かったりするから、そもそもRobertoが良いので、グラスワンダーというよりはSilver Hawkが良いのでは・・・?」と、思われた方もいらっしゃるかもしれません。

グラスワンダーを隔てずにSilver Hawkを持っていた馬を見てみますと4頭いて、3頭が人気より下の着順。残り1頭は人気どおりの着順ですが、この1頭は父がステイゴールドのステイフーリッシュ。後のパフォーマンスを見ますと物足りない内容ですから、ここではグラスワンダーのみを注目血統とすることとしました。

ちなみに前走の距離が2400m以上だった馬に限定しますと2頭が該当し、2頭とも馬券圏内です。

なお前回の記事で、菊花賞が10月に移行されてから京都競馬場で行われた菊花賞において、前走セントライト記念以外だった関東馬は51頭が出走し、馬券圏内は2頭のみと紹介させていただきましたが、そのうちの1頭がグラスワンダーを持っていたゴールドアクターで、もう1頭がNijinskyを持っていたフィエールマンです。

以上が今回の注目血統になります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

明日以降は下記のとおりの予定としておりますので、みなさま、よろしくお願いいたします🙇

10月19日(木):(bookers)菊花賞登録馬【注目血統該当有無一覧ほか】
10月21日(土):(ブログ)菊花賞推奨馬

bookers掲載の注目血統該当有無及び高期待値パターン該当度の部分については、本当に単なる該当の一覧です。
注目血統やその高期待値パターンは、競馬の予想として血統表をご覧になられる際のワクワク感、楽しまれる気持ちに何とかお役立ちできたらとも考えております😌
このためbookersに掲載します一覧は、基本的には時短、手短に把握されたい場合に限ってご利用されることを意図としており、そのうえでご利用くださった方に、もう少し何かしら楽しんでいただける部分があればという考えから各馬の評価を加えております次第です。

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菊花賞2023【注目血統】その1

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秋華賞に続きまして菊花賞も今年から京都開催に戻ります。

京都大賞典は過去のデータも踏まえながら、京都競馬場改修により最終コーナーが緩くなったことを含めての注目血統ピックアップとしましたところ、まずまずの結果が得られたものと思いますので、同じく京都外回りで行われます菊花賞も、基本的に同じ考え方で整理しています。

またアフリカンゴールドが自らのアイドルホースぬいぐるみを記念するかのように10番人気5着と気を吐きました。

こういった結果から開催3週目でも内有利の可能性は恐らく高いだろうということも想像するところですが、まずは事前段階として血統データを見ていきます。

毎回、データ集計期間は過去15回くらいを目安に集計していますが、阪神開催を除きますと2020年以前となり、2020年を起点に15回としますと、2006年以降となるのですが、2006年と2020年は重要な前哨戦である神戸新聞杯が中京で開催された年でした。

このため2006年と2020年も検証はしつつ、今回のデータは2007年から2019年の過去13回、出走頭数234頭の4代内血統にある延べ7020頭を集計したものになります。

ディープインパクト【 4-3-2-27/36 】

  • 勝率:11.1%
  • 連対率:19.4%
  • 複勝率:25.0%
  • 単勝回収率:77%
  • 複勝回収率:88%

ウインドインハーヘア【 5-3-2-30/40 】

  • 勝率:12.5%
  • 連対率:20.0%
  • 複勝率:25.0%
  • 単勝回収率:103%
  • 複勝回収率:88%

データは前述しておりますとおり2007年から2019年の集計ですが、ディープインパクトを持つ馬に限れば、2016年から2019年まで4連覇、ウインドインハーヘアを持つ馬という範囲とすれば2015年から5連覇で2015年の勝ち馬はキタサンブラックです。

そしてもちろん、2020年は三冠馬コントレイル誕生ですから、京都競馬場開催の範囲ではディープインパクトを持つ馬の5連覇、ウインドインハーヘアを持つ馬の6連覇となっており、人気になる血統と思いますが人気より走る確率が50%を超えています。

今年の春の天皇賞ではジャスティンパレスがウインドインハーヘアを持つ馬のマイナスデータを覆し、このことが京都大賞典ディープインパクトという血統を上乗せして評価したことになるのですが、菊花賞より成績が劣っていた春の天皇賞でもワンツーフィニッシュとなりましたから、菊花賞も当然、良い条件と考えるべきでしょう。

ディープインパクトを持つ馬からデータを限定すると、やはりノーザンファーム生産馬が優秀で、
・前走3着以内
・前走上がり順位3位以内
・当日良馬場
・最終オッズ単勝50倍以内
以上を満たす馬は【 3-2-0-1/6 】で、2015年以降であれば【 3-2-0-0/5 】のうえ、5頭とも人気より上の着順です。

なお不良馬場でもポポカテペトルが3着となっていますので、確率は下がりますが期待値は高く、集計期間外の2020年に良馬場発表でしたが、時計の掛かる馬場状態でアリストテレスが2着となっていることから、前走が条件戦の馬はスピードが補われる状況が望ましいかもしれません。

ウインドインハーヘアを持つ馬からディープインパクトを持つ馬を除くと4頭だけになるのですが、この4頭とも人気より上の着順に走っており、2006年以降の京都競馬場開催で見ますと、前走セントライト記念組で唯一の勝ち馬であるキタサンブラックを輩出し、キタサンブラックノーザンファーム生産馬ではありませんから、今回、上位人気馬が持っていますので残念ではありますがw、ディープインパクトを隔てておらずとも、優秀としておくことが妥当なように思います。

ちょっと話が脱線しますが、前走セントライト記念組は過去35年で見ても、京都競馬場開催においては5番人気以内が40頭いて勝ち馬はたったの3頭。

菊花賞が10月開催に移行した2000年以降の前走セントライト記念組と神戸新聞杯組を見ますと以下のとおりです。

・前走セントライト記念:5番人気以内28頭、勝ち馬2頭
・前走神戸新聞杯:5番人気以内61頭、勝ち馬18頭

セントライト記念組と神戸新聞杯組で5番人気以内の頭数は2倍強程度の差ですが、勝ち馬は8倍もあります。

もう少し紐解いてみますと、2000年以降、関東馬で前走がセントライト記念以外だった馬は、京都開催菊花賞に51頭が出走し、馬券圏内に入れたのがたったの2頭(勝ち馬ではありません、馬券圏内が。です)。

その2頭はゴールドアクターとフィエールマンで、どちらも後にGⅠを勝つ馬ですが、一方で近年ではブラストワンピースやグローリーヴェイズ、少し古くなりますとゼンノロブロイローエングリンといったところが馬券圏内に入れず終わっていますから、なかなか高いハードルのように思えますが、ダービーからの直行は果たして・・・?(皐月賞からの直行は「菊の季節に桜が満開!!」という例もありますが)

ただ阪神で行われた2021年、2022年、過去の京都開催のこういった傾向を嘲笑うかのように前走セントライト記念組の関東馬による連覇となり、2021年はワンツーフィニッシュです。

この結果を阪神で行われた影響と考え、京都開催に戻ることで再びセントライト記念組が少し不利になると想像するのであれば、今回の上位人気が想定されるあの馬の評価を少し下げられることにも・・・?🤔

長くなりましたので続きの注目血統は、また次回の記事とさせていただきます。

最後までご覧いただきありがとうございました🙇

明日以降は下記のとおりの予定としておりますので、みなさま、よろしくお願いいたします🙇

10月18日(水):(ブログ)菊花賞【注目血統】その2
10月19日(木):(bookers)菊花賞登録馬【注目血統該当有無一覧】
10月21日(土):(ブログ)菊花賞推奨馬

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秋華賞2023【推奨馬】

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10月15日(日)京都11R 秋華賞

bookers 秋華賞【注目血統該当馬一覧】

秋華賞:注目血統該当馬一覧 | BOOKERS(ブッカーズ)

秋華賞【注目血統 その1】

秋華賞【注目血統】その1 - カゲトラ競馬

秋華賞【注目血統 その2】

秋華賞【注目血統】その2 - カゲトラ競馬

土曜日の京都芝を見ますと完全に内有利。そして、ここに夕方から日曜日明け方にかけて雨が降る予報となっています。
京都競馬場は改修により水捌けも非常に良くなっているということですが、日曜日は日中、そこまで一気に気温も上昇するわけではないので、良馬場発表になったとしても高速馬場というまでの回復はせず、ペースが流れたとしても勝ち時計は1分59秒台中盤あたりになるのではないかと想定します。

圧倒的1番人気のリバティアイランドですが、血統としては特に強調するところはなく、さらに高いパフォーマンスが見られる・・・という条件では無さそうに思います。

ただオークスでの6馬身差というのは、やはり圧倒的で普通に走れば問題無いだろうという能力差ですし、最高と言って良いくらいの枠順にも入りました。

桜花賞ではオークスに備えて後方から競馬を運び、オークスではオークスとしては例年以上に流れたペースながら、桜花賞よりはるかに前にポジションを取りました。

オークスのポジションは恐らくは秋華賞を意識したものと推測しますし、GⅠでありながら次のレースを意識した前哨戦のような内容で圧巻のパフォーマンスを見せてきたと考えます。今回はオークスにおいて速めのペースを追走したという経験がプラスになるでしょう。

川田騎手と中内田調教師のインタビューで、京都芝2000mはトリッキーということに言及されていましたが、阪神内回りなどに比べればトリッキーという度合いははるかに低く、過去15回くらいに遡ってもブラックエンブレムの年の印象が強いですが、勝ち切るという意味では上位人気の馬が比較的順当に結果を出しています。

たとえば昨年の秋華賞が京都で行われていれば、スターズオンアースは三冠を達成していたのではないかなと想像するところです。

当然、陣営にその認識はあるでしょうから、コメントはよりリバティアイランドのガソリン容量とエンジン性能が相対的に活きるよう、リバティアイランドに隙があるとすれば内内の前目だ・・・とペースが流れることを促したい、いわゆる三味線を弾いた内容だったのではと、うがった受け止め方をしていますw

秋華賞の過去をトリッキーなコースの可能性という意味で振り返りますと、どうしてもオークスを圧勝したにも関わらず、秋華賞はハナ差の辛勝となったジェンティルドンナが思い出されますが、ジェンティルドンナは外枠で、2着のヴィルシーナは1番枠。そしてペースは秋華賞としてはスローでした。

こういった条件がそろって人気馬に対する観点においてトリッキーということになりますが、今回はリバティアイランドは無事に内枠に入りましたし、秋華賞はなぜかペースが流れやすいレースであり、過去のメンバーと比べても、今回、極端に落ち着いた流れになるという確率は低そうです。

トリッキーな可能性という意味ではコース形態よりも、むしろ新潟で31.4秒という上がりが使える才能に対し、馬力の観点で他の馬が相対的にパフォーマンスを上げられる雨が降ることが嫌な要素かもしれません。

しかしながら、この点においては逆に血統が良い要素となりそうな背景ですから、リバティアイランドはまず間違いなく馬券圏内に入るという前提で、

今回はリバティアイランドの相手としての推奨馬で以下の2頭。

1頭目⑮ヒップホップソウルです。

注目血統にしましたKey Partner、ダンシングキイを持ち、この血統は前走ローズステークス組の期待値が高いものの、格付けが上昇した紫苑ステークスなら悪くないと判断します。

オークスは差す競馬でしたが、紫苑ステークスは前に行く競馬を選択し、リバティアイランド然り、秋華賞における追走面での布石になってはくれそうです。

ただ不安材料も2つあり、1つ目は関西初出走ということ。2つ目はもちろん15番枠という外目の枠順です。

秋華賞はそもそも関西馬が優秀な成績となっていますし、今をときめく木村厩舎も2020年以降先週までの京都、阪神、小倉での成績は【 3- 5- 5-37/50 】で単勝回収率9%、複勝回収率42%、牝馬に限れば【 1- 1- 2-13/17 】単勝回収率7%、複勝回収率47%とさらに悪化してしまいます。

関西圏初出走への対応、外目の枠からでも良いポジションを取れる可能性、これらを期待することは都合の良い考えかもしれませんが、ヒップホップソウルあたりを評価しないと、あとはほとんど内の人気馬に有利と思います。

都合の良い考えは6番人気くらいなら・・・ということでのピックアップですが、雨が残る馬場は都合の良い考えとせずとも相対的に有利でしょう。

2頭目①フェステスバンドです。

ディープインパクトを持っていた馬のデータ検証で、最も期待値が高いパターンに合致していたのはシランケドだったので出走回避は本当に残念と思っています。

ただもう1頭該当しましたのが、このフェステスバンド。

事前のチェックではさすがに速い時計が厳しいだろうということからシランケドを優位に考えていたのですが、雨が降るうえで1番枠と、血統データは非常に良い背景があるうえで、それを後押しする想像以上の条件が揃った印象です。

前日段階のオッズでは最低人気ですから、なんという馬を推奨馬にするんだと思われたかもしれませんが、データにも条件的にも合致するにも関わらずに見送って、馬券圏内に入られたらものすごく後悔しそうですから狙いますw

鞍上に酒井学騎手を配してこられたことも、ある程度、先手を主張される意図があることからのものと思います。

馬券は今回さすがに複勝ではなく以下のとおりとします。
馬連・ワイド①-⑥
馬連・ワイド⑥-⑮
3連複①-⑥-⑮
3連単⑥-①―⑮
3連単⑥-⑮-①

最後までご覧いただきありがとうございました🙇

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府中牝馬ステークス【注目血統】

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YouTubeコミュニティ投稿からのbookersリンク、みなさまに大変お手数をお掛けしまして申し訳ありませんでした🙇💦

そのことへの罪滅ぼしの意味も込めてと申しますか、発信を予定しておりませんでした府中牝馬Sの注目血統記事を急遽作成しました。

結果的に罪滅ぼしどころか、もっと罪になってしまうかもしれませんが🤣お邪魔にならないことを祈りつつ、内容はもちろんそれなりに吟味して考えたつもりですので、ご覧いただけましたら幸いです。

それでは今回のデータは2005年以降、GⅢ時代から通算して過去18回、出走頭数272頭の4代内血統にある延べ8160頭を集計したものになります。

Danzig【 5-2-3-24/34 】

  • 勝率:14.7%
  • 連対率:20.6%
  • 複勝率:29.4%
  • 単勝回収率:89%
  • 複勝回収率:73%

Danehill【 3-1-0-7/11 】

  • 勝率:27.3%
  • 連対率:36.4%
  • 複勝率:36.4%
  • 単勝回収率:285%
  • 複勝回収率:109%

ひとつめがDanzigとその産駒のDanehillです(※日本国内で生産されたカタカナ表記のデインヒルを持つ馬の出走はありません)。
2006年、2007年にこの血統を持つデアリングハートが連覇し、最近でも2020年にサラキア、2021年にシャドウディーヴァと長きにわたって、出走頭数が多いにも関わらず安定した成績となっており、データ集計期間中、56キロ以上の斤量で勝ち切った馬は1頭しかいないのですが、その1頭がこの血統を持つ2017年1番人気1着のディアドラです。

そしてDanzigを持つ馬において他のレースでも見られる傾向ですが、年齢が若い方が好成績となっており、年齢を5歳以下に限定しますと、DanzigDanehillでそれぞれ下記のとおりとなります。

Danzig(5歳以下)【 5-2-3-17/27 】

  • 勝率:18.5%
  • 連対率:25.9%
  • 複勝率:37.0%
  • 単勝回収率:112%
  • 複勝回収率:91%

Danehill(5歳以下)【 3-1-0-5/9 】

  • 勝率:33.3%
  • 連対率:44.4%
  • 複勝率:44.4%
  • 単勝回収率:348%
  • 複勝回収率:133%

結果的にDanzigDanehillともに6歳以上で馬券圏内に入れた馬は無しということになっており、年齢を限定したデータではDanzigなら人気より走る確率が50%以上、Danehillなら約70%です。

ちなみに府中牝馬ステークス全体に言えることですが、社台系生産馬が好成績で、この血統もDanzigを持つ馬なら【 5-2-1-8/16 】、Danehillなら【 3-1-0-5/9 】で、もちろん双方、単勝回収率、複勝回収率ともにプラスとなっています。

Caerleon【 2-0-3-14/19 】

  • 勝率:10.5%
  • 連対率:10.5%
  • 複勝率:26.3%
  • 単勝回収率:85%
  • 複勝回収率:84%

もうひとつ注目血統としますのがCaerleonです。
回収率は単勝複勝ともに100を切ってしまっていますが、人気より走る確率が60%以上もあり、人気より下の着順となった馬は19頭中2頭しかいません。
さらに13番人気4着、9番人気4着、7番人気4着という馬がおり、これらのうち1頭でも馬券圏内に届いていれば回収率はプラスとなっていたでしょう。

なお府中牝馬ステークスは56キロ以上の斤量で人気より走る確率が非常に低い傾向になっているのですが、その中で人気より走って、なおかつ馬券圏内まで届いている貴重な存在の2005年4番人気3着のオースミハルカが、この血統を持っていた馬でした(オースミハルカはデータ集計期間外の2004年にこのレースで5番人気1着です)。

この血統を持つ馬は全体的に人気より下の着順になる確率が低いので、あまりデータを限定する必要はないかもしれませんが、前走から斤量が増えていた馬は、同斤量、斤量減と比べると少し人気より走る確率が低くなっています。

ディープインパクト【 1-4-4-33/42 】

  • 勝率:2.4%
  • 連対率:11.9%
  • 複勝率:21.4%
  • 単勝回収率:48%
  • 複勝回収率:52%

最後に今回も出走数が多く、上位人気を形成しそうなディープインパクトが、なかなか振るわない成績になっておりますので、注目血統とは逆の意味で少し考察します。

この血統はどちらかと言えば牝馬に活躍馬が多く、もちろん東京の長い直線は得意の舞台ということですが、42頭が出走し、5番人気以内が19頭もいて1勝のみ。その1勝も良馬場ではなく重馬場で行われた2020年7番人気1着のサラキアです。

人気より下の着順になる確率が50%を超えており、当日4番人気以内となった16頭のうち、人気より上の着順となった馬はなんとゼロ。5番人気の人気薄でようやく1頭、2013年のドナウブルーが人気より走っています。

さらに人気に関わらず前走から斤量が増えた馬が【 0-1-0-9/10 】と苦しい傾向で、馬券圏内はヴィブロスの1番人気2着のみ。ラヴズオンリーユーもこのパターンで1番人気5着となっています。

また前走から距離延長も【 0-2-4-16/22 】と少し苦しさを思わせる傾向となっており、反対のステップになる距離短縮も【 0-0-0-9/9 】と振るわず、特に前走が後方からの競馬だった馬が不利な印象です。

こういった中で結局、ディープインパクトを持つ馬のうち人気より走って馬券圏内に入ったのはサラキア、ドナウブルー、マルターズディオサの3頭のみで、当方をご愛顧くださっている方にはご存じいただいているかもしれない、注目血統ピックアップ理由のいつものパターンになりますが🤣

サラキアはDanehillドナウブルーDanzig、マルターズディオサは5代前になりますがCaerleonを持っていたということも、これらの血統を今回の注目血統としました理由のひとつになっています。

以上が今回の注目血統になります。

最後までご覧いただきありがとうございました🙇

なお府中牝馬ステークスの推奨馬のUPは予定しておりません。

次回は10月14日(土)の21時ごろに秋華賞推奨馬を予定していますので、みなさま、よろしくお願いいたします🙇

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秋華賞2023【注目血統】その2

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秋華賞【注目血統】その1 はコチラ↓↓

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前回に続き秋華賞の注目血統としまして、今回はディープインパクトです。

データは2006年以降、京都競馬場で行われました過去15回、出走頭数267頭の4代内血統にある延べ8010頭を集計したものになります。

ディープインパクト【 4-5-2-39/50 】

  • 勝率:8.0%
  • 連対率:18.0%
  • 複勝率:22.0%
  • 単勝回収率:41%
  • 複勝回収率:56%

なんだかんだと言いつつも、馬券圏内を占める割合は多いですね。
ただ出走数も多く、人気になりやすい血統のうえで、人気より走る確率も約40%程度。
このため注目血統とするにしても少し深掘りするような形で狙いどころを見ていきたいと思います。

まず期待値が低いのが前走の上がり順位4位以下。
【 0-1-1-24/26 】、複勝回収率15%という成績です。
前走の上がり順位が低いということは単純に弱い馬、不調の馬も含まれていますから成績は下降するのですが、前走重賞5着以内に限定しても【0-1-1-8/10】で、馬券圏内の2頭はカレンブーケドールとカンタービレ。それぞれ紫苑ステークス2着、ローズステークス1着という前走のうえで、どちらも着順は人気どおりという結果でした。

前走の上がり順位4位以下の期待値が低いことにより、反対に狙い易いのが上がり順位3位以内。
【 4-4-1-15/24 】で単勝回収率は100を切りますが、複勝回収率は100%です。
ディープインパクトという血統で、それなりに前走で内容があるうえで期待値が高くなっていますから馬券に組み込みやすいパターンですが、ここから前走のレース別で区分しますと期待値が低いのが前走ローズステークスの馬になります。

【 2-1-0-6/9 】で単勝回収率、複勝回収率ともに40%台。馬券になった3頭はジェンティルドンナヴィルシーナミッキークイーンでそれぞれ人気どおりの着順。
この3頭に共通するのはオークス対馬であり、馬券圏外の6頭は6頭ともオークス3着以下もしくは未出走。6頭中4頭が人気より下の着順。オークス3着、前走ローズステークス1着のデニムアンドルビーが1番人気4着に終わっています。
上がり順位4位以下から馬券圏内に入った1頭のカレンブーケドールもオークス2着という実績でしたから、期待値が低いパターンを覆す可能性の目安はオークスの実績とするのが良いかもしれません。

ローズステークス組がこのような成績ですので、前走がローズステークス以外だった馬は自然と期待値が高まり、【 2-3-1-9/15 】で、人気になりやすいディープインパクトという血統が、さらに人気になりやすい前走上がり順位3位以内という成績にも関わらず、単勝回収率109%、複勝回収率134%と非常に優秀な数字です。

そしてこのパターンをさらに絞りますと、関東馬は【 0-1-0-5/6 】という成績の一方、関西馬は【 2-2-1-4/9 】で単勝回収率182%、複勝回収率163%。

関東馬で唯一馬券圏内に入った2020年10番人気2着のマジックキャッスルは、関東馬6頭のうち唯一、関西圏の重賞で連対実績があった馬で、馬券圏外の5頭は5頭とも6着以下。4頭が人気より下の着順となっており、フローラステークス5着、オークス3着、そして前走紫苑ステークス1着で、秋華賞は1番人気に支持されたビッシュ秋華賞が関西圏初出走となり、10着に惨敗しています。

もちろん関東馬でも輸送を考慮した、いわゆる栗東留学ということもありますので、一概には受け止めない方が良いかもしれませんが、美浦坂路閉鎖という時期もあった2023年は、このデータを少しマイナスイメージが上乗せされた感じで受け止めてしまいます。

対して関西馬の内訳を見てみますと、なんと9頭中8頭が人気より上の着順。残りの1頭もスマートレイアーが2番人気2着と人気どおりの着順で、人気より下の着順となった馬はゼロ。関東馬と比べますと極端な違いです。

2ケタ人気になっていた3頭は人気より走ったものの、この3頭のうち前走が1勝クラスだった2頭はさすがに馬券圏内までは厳しいというところで、前走で2勝クラスを勝っていた馬は4頭中3頭が馬券圏内。前走がオープン以上だった馬は3頭中2頭が馬券圏内で、前走3着以内に限定すれば2頭が該当し2頭とも1着ということになります(ショウナンパンドラヴィブロス)。

よって関西馬において前走2勝クラス以上1着もしくは前走オープンクラス以上(ローズステークスを除く)3着以内というボーダーラインを設けますと【2-2-1-1/6】で複勝率83%、単勝回収率273%、複勝回収率245%です✨

非常に優秀な内容ではありますが、ひとつの血統でこれだけデータを絞っていきますと、さすがに頻繁に該当馬がいるかとなると難しそうですよね😅

果たして今回、深掘りしたデータに該当する馬が、そんなそんな都合良くいてくれるのかは・・・しらんけど?😑w

以上が今回の注目血統になります。

最後までご覧いただきありがとうございました🙇

なお登録馬の注目血統該当有無及び高期待値パターン該当度一覧、並びに気になる馬の評価を明日10月11日の夜、bookersの方に掲載します。
ただ注目血統該当及び高期待値パターン該当度の部分については、本当に単なる該当の一覧です。
注目血統やその高期待値パターンの該当は、競馬の予想として血統表を1頭ずつご覧になられることのワクワク感、楽しまれる気持ちに何とかお役立ちできたらとも考えております😌
ですので一覧は、基本的には時短、手短に把握されたい場合を意図しています⏰
それでもご利用してくださった方に、もう少し何かしら楽しんでいただける部分があればという考えのうえで気になる馬の評価を加えております次第です🙇

ブログの方は次回、10月14日(土)に秋華賞推奨馬を予定していますので、みなさま、よろしくお願いいたします🙇

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