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視聴者様から京阪杯の見解について、ご要望をいただくことができました📝いつもありがとうございます🙇
ただ、ちょっと時間が割けませんでしたので、だいぶ大まかな内容ではありますが、特徴的と思えたところを述べさせていただきたいと思います。
データは2007年から2019年まで京都で行われた過去13回と、2020年、2021年の阪神開催の2回を、それぞれ分けて集計し、検証しております。
いずれも基本的に4代内に持つ血統となります。
Storm Bird、Storm Cat【8-1-2-32/44】
上記の数字は過去15回を全て合計したものですが、内訳的には京都で6勝、そして阪神では2連勝です。
4代内の血統を集計しますと、当たり前?ではあるのですが、馬券圏内に入った馬が持っていた血統はSS、Northern Dancer、Mr. Prospectorの3つが多く、それ以外は4番目にどの血統が好成績か。ということが大半なのですが、京阪杯におけるStorm Bird、Storm CatはSS、Mr. Prospectorを上回り、Northern Dancerに次いで勝利数が2番目となっており、集計して最初に見た瞬間は、少しギョッとしました😲💦
ロードカナロアが母系に持っている血統でもあり、それだけスプリント能力が相対的にあるということだろうと思いますし、また秋のGⅠシーズンで、スワンSやマイルCS、阪神Cの狭間に京阪杯が位置していることも、この血統の台頭にいくらか影響しているのではないかと想像します。
父の血統にサンデーサイレンスを持っていた馬(近5年)【0-2-1-34/37】
そして、もうひとつ大きく気になる血統傾向が、前述のStorm Bird、Storm CatがSSを上回っている逆転現象のとおり、SSを父の血統に持つ馬が不振であること。
母系にSSを持っていた馬は、むしろ悪くない成績なのですが、父の血統に持っていた馬は特に最近の5年間は成績が下降し未勝利です⤵
京都開催に戻れば多少、父の血統にSSを持つ馬が良い場面が増えることも想像しますが、2021年の阪神では母系にSSを持っていた馬がワンツーの一方、父の血統にSSを持つ馬は8頭いて、7頭が9着から15着。
つまり16頭立てで半分の8頭がその血統ながら、1着から8着までに入ったのは1頭で、他の7頭で最下位以外の9着以下を占めたという結果😱
今年の馬場はどちらかと言えば2020年よりも2021年に近い推移のように思いますので、母系にSSを持つ馬が良いかもしれません。
また補足的になりますが、父の血統にSSを持つ馬が不振の中、ノーザンテーストや欧州型のNorthern Dancer系を持つ馬は京都開催のときでも人気より上の着順になる確率が高い傾向にありましたが、阪神開催のここ2年、その数字が上昇しています。これは菊花賞やエリザベス女王杯でも見られた現象🔭ですので、注目しておいた方が良い血統のように思います🔍
以上から今回の出走馬では父がロードカナロアでStorm Bird、Storm Catを持ち、母の父がディープインパクト。さらには母系に欧州型Northern Dancer系のNijinskyという血統構成で、力のいる洋芝でも自SS系のあるジュビリーヘッド。
前走スプリンターズステークスの内容が良く、父が阪神でさらに勝ち星を伸ばしたStorm Bird、Storm Catの系統であるマリアズハート。
あと上位人気ではありますが、ノーザンテーストとSadler’s Wellsを持ち、2021年2着のタイセイビジョンと同じく母の父がスペシャルウィークのトウシンマカオなどが血統的に評価したい馬になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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