福島牝馬ステークス2023【注目血統】

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福島牝馬ステークスの検証について、視聴者様よりご要望をいただくことができました。
みなさま、いつもありがとうございます🙇
なんとか動画で…という気持ちはあるのですが、時間的なところが厳しく、どうかご容赦ください🙇

フローラステークスは動画をUPしておりますので、是非ご覧ください🙇

↓↓フローラステークスの血統チェック動画はコチラ↓↓

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今回のデータは2008年からの過去13回、福島で行われたデータを集計したものとしております。いずれも4代内に持っていた血統となります。

Nijinsky【 3-4-5-42/54 】

  • 勝率:5.6%
  • 連対率:13.0%
  • 複勝率:22.2%
  • 単勝回収率:40%

複勝回収率:208%単勝50倍以上の馬が4頭も馬券圏内。単勝100倍以上の馬が5頭中2頭馬券圏内で複勝率40%と冗談みたいな成績です(笑)。
昨年もこの背景を理由に注目血統としました。
そしてこの血統を持つ馬でも、昨年の時点でも社台系の生産馬は11頭が出走し4番人気以内の馬が6頭もいて【0-1-1-9/11】、しかも11頭全馬が人気より下の着順。馬券になった2頭はどちらも1番人気で2着、3着。ということに触れたのですが、2022年はルビーカサブランカがこれに該当し、2番人気5着で、人気より走れた馬は引き続きゼロ。
繰り返しになりますが、単勝50倍以上の馬が4頭も馬券になっているような血統にも関わらず、社台系の生産馬になると4番人気以内が7頭もいて、馬券になったのは人気より凡走しての2頭だけと、不思議な現象です。
よって、社台系生産馬を除きますと【3-3-4-33/43】で複勝回収率は253%になります。
さらにここから年齢で区分しますと、なぜか4歳馬は11頭出走して馬券圏内ゼロ。5歳以上が【3-3-4-22/32】で複勝率が30%を超えてきます。
ただ4歳馬も8番人気4着、12番人気4着と、人気より大きく好走した馬もありますので、一概に年齢で線引きせず、目安程度にしておく方が良いかもしれません。

Sadler's Wells【 4-3-2-23/32 】

  • 勝率:12.5%
  • 連対率:21.9%
  • 複勝率:28.1%
  • 単勝回収率:112%
  • 複勝回収率:94%

単勝50倍以内の馬に限定すると単勝複勝ともに回収率が100を超えており、このレースで高い回収率を記録している血統の多くが、大穴で回収率を上げていますが、その中で、この血統は極端な人気薄の激走が無いにも関わらず、高い水準の期待値です。
そして過去13回のうち4勝していますが、このうち3勝は最近の4回でのもの。
近年、急上昇を見せているところも強調材料と考えます。
なお、この血統を持つ馬を絞るデータですが、あくまで目安程度としまして、馬券になった馬は全て当日の馬体重が440キロ以上の馬。
440キロ未満は4頭が出走し、4頭とも人気より下の着順です。
その中には後に府中牝馬Sを勝ち、エリザベス女王杯で3年連続2着となるクロコスミアも含まれます。

ディープインパクト【 0-3-2-13/18 】

  • 勝率:0.0%
  • 連対率:16.7%
  • 複勝率:27.8%
  • 単勝回収率:0%
  • 複勝回収率:48%

アーリントンカップ阪神マイルにも関わらず、なぜかディープインパクトを持つ馬が成績不振です。と、Tweetしましたところ、5着までディープインパクトを持つ馬独占。
やはりそもそも能力が高い血統のうえで、根本的に背景が合う条件では、一時の偏りと考えて長い目で見ると逆らう必要は無いという結果になりました(母の父ディープインパクトの馬はそもそも悪くない成績でしたから、ディープインパクトの孫になってくると直仔とは、やはり違うところもあるのかなとも思いますが)。
で、長い直線の根幹距離での成績不振はなぜなんだろうと思うところでしたが、福島牝馬Sは短い直線、小回り、非根幹距離ですので、成績不振も頷ける条件です。
連対率、複勝率は高い数字に見えますが、人気より下の着順になる確率が約70%もあり、2021年までに馬券になった4頭は2番人気2着、2番人気3着、1番人気2着が2頭と、人気より走って馬券になった馬がゼロ。
2022年、遂に5番人気3着とサトノダムゼルが人気より走って馬券になりました。
ただこの馬は1800mの方に比重のあった実績ですし、そこからしますと母系のドイツ血統の影響が強い馬だったのかなと想像します。
また過去13回の福島牝馬Sで、2022年だけが唯一Aコース開催だったことも、若干引っ掛かります。
ちなみにディープインパクトを持つ馬で、ノーザンファーム生産馬は今のところ8頭が出走し、7頭が人気より下の着順で人気より走った馬はゼロとなっています。

Surumu【 0-0-2-1/3 】

  • 勝率:0.0%
  • 連対率:0.0%
  • 複勝率:66.7%
  • 単勝回収率:0%
  • 複勝回収率:377%

ディープインパクトを持つ馬の成績不振を起点として、気になります血統がSurumuです。
前述のとおり、この血統を持っていたサトノダムゼルが、ディープインパクトを持っていた馬で唯一、人気より走って馬券になった馬。
Surumuを持つ馬でもう1頭馬券になっています2013年10番人気3着のピュアブリーゼは、Sadler’s Wellsを持っていて馬券になった馬のうち、唯一、サンデーサイレンスを持っていない馬でした。
個人的にドイツ血統はサラキアをはじめ、非根幹距離でパフォーマンスが高い印象です。
そのサラキアが2020年の福島牝馬Sでは4番人気5着。
サラキアは注目血統としましたNijinskyも持っていた馬で、Surumuも合わせて持っていたような馬でも、ディープインパクトを持っていてノーザンファーム生産馬だと、人気より走れなかった。
強引な解釈かもしれませんが、ちょっと人気馬の評価を下げる要素を求めるときには、そんな風に考えてみても良いのかなと思える内容です。
※今回の登録馬でSurumuを4代内に持っている馬は無いようです。

以上が今回の福島牝馬ステークスの注目血統になります。

最後までご覧いただきありがとうございました🙇

なお今回も出走予定馬の注目血統該当馬一覧をbookersの方に掲載しています。

bookers.tech

しかしながら注目血統該当馬一覧は本当に単なる該当馬の一覧です😅
注目血統はそれに該当するかどうか、競馬の予想として血統表を見て楽しまれることにお役立ちできたらとも考えております。
ですので、注目血統該当馬一覧は手短に注目血統該当馬を把握されたいなどの止むを得ない場合など限ってご覧いただくことを推奨としております。

今後の投稿は下記のとおりの予定としておりますので、
みなさま、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

【今後の予定】
4月22日(土)夜:フローラSの推奨馬(ブログ)
4月24日(月)夜:天皇賞・春の血統チェック動画
4月29日(土)夜:天皇賞・春の推奨馬(ブログ)

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