天皇賞・秋 2022【注目血統】

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早いもので秋GⅠも4戦目、今週は天皇賞・秋です。
秋華賞菊花賞阪神開催のため、京都開催時と阪神開催時の比較検証など、データの作成に少し苦慮したのですが、今回は久しぶりにその必要が無い感覚です(笑)。
今回のデータは2007年からの過去15回、いずれも4代内にある血統から集計し、選びました注目血統となります。

トニービン【5-0-4-43/53】

  • 勝率:9.4%
  • 連対率:9.4%
  • 複勝率:17.0%
  • 単勝回収率:127%
  • 複勝回収率:56%

まずは何といってもトニービンです。天皇賞・秋トニービンが好成績という印象を持たれている方も多いと思いますが、狙い易い血統となっています。
いやいや、ちょっと待ちなさいよ。単勝はプラスだけれども、複勝の数字は低く、馬券になる確率も褒められたものではないと思うけど?と、思われた方もいらっしゃるかもしれません。
当然、トニービンを持っていれば何でも良いということではなく、下記のとおりデータを限定しますと、非常に優秀な数字になります。

トニービン(データ限定)【5-0-2-7/14】

  • 勝率:35.7%
  • 連対率:35.7%
  • 複勝率:50.0%
  • 単勝回収率:479%
  • 複勝回収率:178%

《データ限定項目》
☆当日、単勝50倍以内
☆前走上がり順位3位以内
☆社台系生産馬

限定しましたデータに該当せずに馬券になった馬は3着が2頭いますが、1頭は前走上がり順位4位以下で、毎日王冠を2番手で先行し3着だったキセキ。
もう1頭はノースヒルズマネジメント生産馬のアーネストリーで、前走はオールカマー1着。天皇賞・秋は2番人気3着でした。
トニービンを持っていた馬で1番の大穴と言いますと、2011年、単勝33倍で1着となったトーセンジョーダンで、この馬により回収率が跳ね上がってはいるのですが、トーセンジョーダンのデータを除いても依然として単勝複勝ともに回収率は100を超えています。
天皇賞・秋は近年、比較的落ち着いた配当が多いですから、回収率は低めに出るにも関わらず、この数字ですから相当優秀です。
また、天皇賞・秋は全体的に5歳以下の方が好成績となっていますが、トニービンを持っていた馬で、限定データに該当する馬は6歳以上でもプラス回収率となっています。
ただ、これは2009年に8歳で天皇賞・秋を勝ったカンパニーによるものですので、カンパニーを特殊と考えますと、基本的には5歳以下の方が良いかもしれません。
個別の事例は割愛しますが、これらのデータからさらに芝2000m以下や東京芝実績を重視しますと、さらに確率は高まります。
ちなみに、ここからさらに馬番でデータを限定しますと、

☆8番枠より内【4-0-2-1/7】単勝回収率482%、複勝回収率235%
☆9番枠より外【1-0-0-6/7】単勝回収率475%、複勝回収率121%

このような成績になっており、9番枠より外は前述のトーセンジョーダンによるものですので、一概に評価は下げられないかもしれませんが、それにしましても8番枠より内はすごい成績です。
ただ今回、上位人気が想定されている馬しかトニービンの優秀なデータに該当しそうにないということは、ちょっと残念です(笑)。

イーブックジャパン

Sadler's Wells【5-0-1-13/20】

  • 勝率:25.0%
  • 連対率:25.0%
  • 複勝率:30.0%
  • 単勝回収率:162%
  • 複勝回収率:81%

東京芝2000mで意外な気もしますが、ご覧のように優秀な回収率です。
そして年齢でデータを区分しますと、さらに狙い易く、5歳以上はメイショウベルーガ競走中止を除くと10頭いて8頭が人気より上の着順。
このうち前走の上がり順位を2位以内に限定しますと6頭が該当して4頭が馬券圏内と非常に高い確率となり、6頭とも人気より上の着順です。
馬券圏外となった2頭も、そのうち1頭はカンパニーが11番人気4着と、人気薄ながら掲示板には入っています。一方、4歳以下は9頭いて2頭が馬券圏内。
この2頭はメイショウサムソンとエフフォーリアで、共通するのは皐月賞馬かつダービーを連対していたという実績です。
この2頭の他に皐月賞馬としてサートゥルナーリアが3歳で出走していますが2番人気で6着と人気を裏切っており、サートゥルナーリアのダービーは4着という実績でした。
ですので、Sadler's Wellsを持つ馬の好走は、早い時期からトップで勝ち切っているスピードの仕上がりと合わせて東京適性の実績があることが目安になってくるのではないかと考えます。
ちなみに前走の上がり順位が3位以下だった馬は8頭いて馬券になったのは前走が宝塚記念2着のメイショウサムソンのみですから、このデータにも相対的にスピードが成長していることと、好調なことが必要であることが表れているのかもしれません。
さらにスピードの実績が必要なデータとして、メイショウサムソンとエフフォーリア以外の勝ち馬3頭のうち2頭はマイル重賞の勝ち馬でした(非該当の1頭はスピルバーグ)。
絶対的な要件ではないかもしれませんが、特に勝ち時計が1分57秒台前半を切るくらいになると、マイル重賞を勝ち切っているくらいのスピードの証明があった方が良いように思います。

Roberto【3-2-2-18/25】

  • 勝率:12.0%
  • 連対率:20.0%
  • 複勝率:28.0%
  • 単勝回収率:38%
  • 複勝回収率:66%

Sadler's Wellsに比べますと、回収率は断然低いのですが、人気より上の着順になる確率はSadler's Wellsに劣らず約70%もあり、最近5年に限定しますと6頭中5頭が人気より上の着順で、人気より下になったのは2017年7番人気11着のヤマカツエースのみとなっています。
この血統も年齢で区分して、4歳以上に限定した方が成績は向上し、3歳で馬券になったのはエフフォーリアのみです。
ただ、3歳は17番人気で4着と人気より猛烈に着順の良かったオウケンサクラがおり(近年の天皇賞・秋で人気と着順の差が最大の1頭かもしれません)、エフフォーリアと共通項とまでは言えないかもしれませんが、この馬も桜花賞で2着と、Sadler's Wellsを持つ馬の好走要件と同じように早い時期からトップで通用するスピードを証明しています。
結局、この血統でも馬券圏内に入った8頭のうち7頭が芝2000m以下のGⅠ勝ちか東京芝GⅠでの連対実績があった馬であり、これに該当せず馬券になったのはグラスワンダー産駒で2010年のアーネストリーのみ。
2番人気3着と人気より下の着順で、前走は札幌記念1着でした。
今年あくまで、なんとな~くですが、アーネストリーに似た感じの馬の出走が予定されているような気がします(笑)。

以上が今回の注目血統になります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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