ローズステークス2022 【注目血統】
光栄なことにローズステークスの注目血統も見てみたいとご要望を頂戴しました🙇
ご存じのとおり中京芝2000mで行われるため、参考にしましたのは2020年と2021年の過去2回が主体となりますが、集計の結果、下記のとおりとしました。
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ディープインパクト【2-2-2-11/17】
過去2回、中京で行われたローズステークスで馬券圏内に入った6頭が全てディープインパクトを持っていた馬。
評価しないわけにはいかないという結果です。6頭のうち、父ディープインパクト、母の父ディープインパクトだった馬が5頭。
例外の1頭は2021年2着のエイシンヒテンで、末脚を活かすタイプではなく逃げ馬でした。
この馬はディープインパクトというよりは父エイシンヒカリらしいパフォーマンスだったと解釈しておきたいと思います。
よって、父ディープインパクト、母の父ディープインパクトに限定しますと下記のとおりです。
父ディープインパクトまたは母の父ディープインパクト【2-1-2-6/11】
さらに前走の上がり順位が5位以内に限定しますと7頭中4頭が馬券圏内で7頭中6頭が人気以上の着順です。
血統のイメージと中京の長い直線から基本的には末脚を伸ばすことができるタイプがやはり良いでしょう。
2020年に人気薄で激走した2頭である14番人気2着のムジカ、11番人気3着のオーマイダーリンはどちらも前走が上がり順位1位でした。
人気より下の着順となった1頭は2020年1番人気11着のフアナで、この馬はローズステークスの後、2勝クラスも勝ち上がれずにいますから、そもそも1番人気が妥当とは言えなかったのかもしれません。
対して前走の上がり順位6位以下は4頭で3頭が人気より下の着順。馬券圏内の1頭は2021年1番人気3着のアールドヴィーヴルです。
Sadler's Wells【0-1-1-9/11】
注目血統としてディープインパクト以外にSadler's Wellsにだけ触れておきます。
ただ、Sadler's Wells単独では厳しくやはり日本の適性がある血統を合わせて持っていることが前提で、イメージ的にはディープインパクトを邪魔しない血統という位置付けです。
2020年の大穴2頭、ムジカ、オーマイダーリンがどちらもSadler's Wellsを持っていた馬です。
ハンデ戦になりますが、同じ中京2000m牝馬限定戦の愛知杯でもSadler's Wellsは期待値が高い傾向になっていますので、条件的に合うのかもしれません。
イーブックジャパン
そして今週は天候悪化が見込まれていますので、雨が降った場合、非根幹距離的な要素が高まる可能性を想定し、その場合、阪神芝1800mで行われた際のローズステークスで成績の良い血統の出番があるのでは…？という気がしましたので、2007年からの過去13回、阪神芝1800mで行われたローズステークスも調べてみました。
Sadler's Wells【3-2-2-16/23】
阪神芝1800mの場合でもSadler's Wellsが良い数字になっていました。
人気より上の着順になる確率が60％以上。重馬場で行われたローズステークスでも結果を出しており、馬場が悪化すれば馬券的な面白さが高まりそうです。
ステイゴールド【1-1-0-7/9】
阪神芝1800mで行われた分の集計から、雨が降った場合に面白そうな血統として、もうひとつステイゴールドを挙げておきます。
重馬場に限定すると【1-1-0-2/4】で4頭中3頭が人気より上の着順となっています。
以上が今回のローズステークスの注目血統となります。
今回の出走予定馬を見てみますと、1頭を除き、意外とディープインパクトを持つ馬に人気が集まるというわけではなさそうですね。
次回以降は下記のとおりの予定としておりますので、みなさま、よろしくお願いいたします🙇
【今後の予定】
9月18日（日）夜：セントライト記念の推奨馬（ブログ）
9月19日（月）夜：セントライト記念の回顧（ブログ）
9月21日（水）夜：オールカマーの血統チェック（YouTube）
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