スプリンターズステークス【血統考察】

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頂戴したコメントに返信した趣旨のとおりですが、今後、動画を快く再開していける方策を検討していきながら、今年の秋シーズンはブログを中心にテキスト形式での発信をさせていただけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします🙇

このような動向の中でしたので今回の予定では、考察内容と推奨馬と合わせた記事とするつもりをしていたのですが、考察を書いておりますといくらなんでもブログの一記事としては長くなり過ぎてしまいましたので、血統考察の単独記事で、急遽、前日の午前中と考察のUPとしては遅い時間となり申し訳ありませんが、UPすることとしました。

検証しましたデータは2007年以降、中山競馬場で行われた過去15回、血統はいつものように4代内にある血統を集計したものになります。

当チャンネルの中山競馬場の芝レースを検証していくスタンスとして、2014年冬の中山路盤改修前後で分けて検証しており、今回もその形で検証してみましたところ、ちょっとオッと思っていただけそうなデータがありましたので、まずはそちらを紹介させていただきます。

サンデーサイレンス(馬場改修後の2015年~2022年)8回
【 7-5-5-72/89 】

  • 勝率:7.9%
  • 連対率:13.5%
  • 複勝率:19.1%
  • 単勝回収率:53%
  • 複勝回収率:71%

サンデーサイレンス(馬場改修前の2007年~2013年)7回
【 0-3-1-37/41 】

  • 勝率:0.0%
  • 連対率:7.3%
  • 複勝率:9.8%
  • 単勝回収率:0%
  • 複勝回収率:40%

いつもデータ集計を繰り返している者としましては、結果に繋がってくれるかどうかに関わらず、ある起点を境に極端な違いが出ていることが分かっただけで満足ですが(ダメな考えですw)、みなさま、この違いはいかが思われますでしょうか?w
馬場改修後も回収率は高くありませんが、馬場改修後はやはりサンデーサイレンスの瞬発力、伸びが活きやすい状態になっているのかなと思えるような違いです。

2013年以前は弱い馬が多くて、2015年以降に馬券圏内に入れる水準の馬が多かったのかも…?という疑問もありますから、いつものようにこの疑問を薄めるべく人気より走れているかどうかを見てみますと、馬場改修前は人気より走る確率が30%強ほどしかなかったものが、馬場改修後は80頭以上もの出走がありながら、人気より走る確率が50%を超えています。

覚えてくださっているか分かりませんが、昨年、この春と高松宮記念では、サンデーサイレンスを持っていない、サンデーサイレンスがあまり強すぎないことにより、一定の期待値の高さがあることに触れました。

同じスプリントGⅠであるスプリンターズステークスサンデーサイレンスの期待値があまり高くはない同じようなイメージがあるところかもしれませんが、馬場改修後はどうやら同じような線引きはしない方が良さそうな感じがしますね。

なおデータはSundaySilence、つまりキンシャサノキセキのように海外生産された馬の血統も含んだものとなっています。

今年、サンデーサイレンスを4代内に持っていない馬となりますと、テイエムスパーダ、アグリ、マッドクール、ジャスパークローネと少数派ですが、そこそこ上位人気を構成しそうな馬もいます。

2023年はサンデーサイレンスを持つ馬重視♪

と、うれしい気持ちにさせてくれたデータを素直に受け止めたいところですがw、もう少しだけ踏み込んで考察させてください。

2015年以降はサンデーサイレンスの才能が活きる確率が上がっており、これは馬場改修の影響である可能性が高いという考え方は良さそうな気がします。

しかし、それでも持っていた馬の血統構成の内訳を見ますと、父サンデーサイレンス系、特に父サンデーサイレンス系の芝GⅠ勝ち馬の産駒は、馬券圏内17頭中6頭と半数以下。しかもこの6頭のうち5頭が牝馬です。

この結果から想像しますのは、馬場改修によりサンデーサイレンスの才能が活きる方向性にはなっているものの、父が芝のGⅠ勝ち馬というメジャーなサンデーサイレンス系の産駒となると、やはり本質的にはベストとは言えない条件で、特にサイアーラインの牡馬は確率が下がり、牡馬で唯一馬券圏内に入ったのは、ディープインパクト産駒のミッキーアイル。この馬はそもそもマイル以下の距離に適性を見せて、なおかつ徹底した先行馬というディープインパクト産駒らしからぬ性質の馬でした。

そして牝馬にしても勝ち切るまでの結果を残したのはストレイトガールとグランアレグリア。既に芝のGⅠを勝っていた馬で、2頭ともスプリンターズステークスでは末脚を活かす競馬により勝利。

この2頭が勝った年はいずれも勝ち時計が1分8秒台で、馬場改修以降、勝ち時計が1分8秒以上となったのは3回ありますが、良馬場発表にも関わらず1分8秒以上となったのは、この2頭が勝った年のみです。

スプリント戦における忙しい追走がサンデーサイレンスの才能を低下させていると仮定してみますと、追走能力を問われる度合いが下がった年に、相対的に直線の才能が問われる度合いが上がることで、サンデーサイレンス系らしい才能が発揮されたとすればしっくり来ると想像します。

現在のスプリンターズステークスにおいて良馬場発表のうえで勝ち時計が1分8秒台となるのはレアケース。そういったレアケースが揃いながらストレイトガール、グランアレグリアともに1番人気ですから、サンデーサイレンスの才能を強く発揮してきていると思えるタイプは、サンデーサイレンスの能力が発揮されやすい馬場に改修されただろうとは言え、期待値という側面からしますとそこまで積極的な視点を持たなくても良いのかなという感じです。

ですのでサンデーサイレンスを持っているとしても、父がゴールドアリュールのように芝での主流ではなかったり、母の父、あるいは父の母系などに、そこはかとなく持っている血統構成が馬券の期待値として面白そうですw

これらの考察を踏まえまして、さらにもう一歩だけ想像をさせていただきますと、2023年はサンデーサイレンスのテイストが少し下がるのではないか、馬場改修前のような結果に少し近づいてくるのでは…?と考えてみています(※良馬場、高速馬場前提)。

今回、予定では土曜日の夜に上記の内容の続きに他の血統やステップレースの考察、そして推奨馬を掲載するつもりとしていたのですが、いくらなんでもブログの一記事としては長くなり過ぎてしまいましたので、血統考察の単独記事として、急遽、前日の午前中に、考察として遅い時間で申し訳ありませんが、UPすることとしました。

前述の考え、サンデーサイレンス以外の血統、さらにステップレース別などなど、色々と紹介させていただきたいデータもあるのですが、量的に厳しいので残念ながら割愛し、それらを踏まえました推奨馬の記事を次回は本日夜か、明日の午前中にUPします。

繰り返しになりますが、当チャンネルが悲しい状態になった中、みなさま励ましのお言葉をくださり、本当に感激しています。まことにありがとうございます🙇

今回も最後までご覧いただきありがとうございました🙇

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