紫苑ステークス2022【注目血統】

先週の札幌2歳ステークスで挙げました注目血統に良いところを思ってくださったためか、今週も紫苑ステークスにご要望を頂戴しました。
ご要望くださり感謝申し上げます。
簡単ではありますが、下記のとおり作成しましたので、みなさま、よろしくお願いいたします。
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今回のデータはGⅢになった2016年からの過去6回出走頭数103頭の4代内にある血統、延べ3090頭から集計したものになります。

Seattle Slew 【2-1-1-2/6】

  • 勝率:33.3%
  • 連対率:50.0%
  • 複勝率:66.7%
  • 単勝回収率:150%
  • 複勝回収率:163%

紫苑Sの過去6回の馬券圏内18頭中、実に16頭が4代内にサンデーサイレンスを持っていた馬になりますが、持っていなかった2頭で馬券になったうちの1頭が、Seattle Slewを持っていた2018年7番人気3着のランドネです。
Seattle Slewを持っていた馬は6頭中4頭が馬券圏内、6頭中5頭が人気より上の着順と、非常に高い好走確率で、さらに前走2000m以上に限定すると4頭が該当して4頭とも馬券圏内。複勝率100%です。
また馬体重で区分しますと、460キロ以上は3頭いて3頭とも馬券圏内。460キロ未満は3頭で馬券圏内は1頭のみと、一定の馬格がある方が優位になっています。

Bering 【3-0-0-8/11】

  • 勝率:27.3%
  • 連対率:27.3%
  • 複勝率:27.3%
  • 単勝回収率:89%
  • 複勝回収率:37%

次にBeringです。Beringはダンシングブレーヴが勝った凱旋門賞で2着だった馬で、この血統を持っていた日本の馬で印象的なのはリスグラシューでしょう。
紫苑ステークスでこの血統を持つ馬はほとんどがハービンジャー産駒となっており、これからもほぼハービンジャー産駒になると思います。
人気より上の着順になる確率が約70%と高く、前走距離別でデータを限定しますと、前走1800m以下は5頭いて5頭とも二桁着順。
前走2000m以上は6頭で馬券圏内3頭、全馬人気以上の着順です。

ディープインパクト 【3-2-2-26/33】

  • 勝率:9.1%
  • 連対率:15.2%
  • 複勝率:21.2%
  • 単勝回収率:52%
  • 複勝回収率:56%

出走数もそれなりに多く、期待値も高くありませんが、過去6回のうち3頭の勝ち馬を出しているのは、やはり優秀です。
基本的に前走オークス組が馬券になっており、3頭の勝ち馬も全てこのステップです。
一方、馬券的に面白そうなのは前走2000mの条件戦で上がり順位1位だった馬。3頭が該当し2頭が馬券圏内です。
そのうちの1頭はヴィブロスで、後から考えると断然の才能の馬ですから馬券になったのも当たり前ですが、まだ春のクラシック組に人気が傾いている中、秘めた可能性を狙うという意味で受け止めていただけたらと思います。
なお、馬券になった2頭とも前走は上がり順位2位の馬より0.3秒以上速い上がり時計でした。

ルーラーシップ 【1-2-0-9/12】

  • 勝率:8.3%
  • 連対率:25.0%
  • 複勝率:25.0%
  • 単勝回収率:38%
  • 複勝回収率:90%

回収率は100%を超えていませんが、人気より上の着順になる確率は約60%あり、前走3コーナー7番手以内だった馬に限定しますと8頭が該当し、複勝回収率は135%です。
そのうち前走が重賞の馬は2頭で2頭とも馬券圏内。
また前走1勝クラスを1着の馬が4頭いて全馬人気以上の着順です。
ルーラーシップと同じくエアグルーヴキングカメハメハを持つ血統構成で、牝馬二冠馬を出したドゥラメンテ産駒も注目です。
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以上が紫苑ステークスの注目血統になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

次回以降は下記のとおりの予定としておりますので、
みなさま、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

【今後の予定】
9月10日(土)夜:京成杯オータムハンデの推奨馬(ブログ)
9月12日(月)夜:セントライト記念の血統チェック(YouTube

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